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流さないトリートメントの選び方

流さないトリートメント、通称アウトバストリートメント、は髪の毛を思い通りにコントロールするに当たって、非常に重要な役割を持つことをお伝えいたします。
ただし、自分自身にあったモノを選べているかどうかが心配です。

毛髪のプロフェッショナルである美容師はそのときなりたいスタイルや季節、毛髪の状態など様々な状況を判断し、使用する商材を選定し、処方しています。
簡単に、ご説明いたします。

アウトバストリートメントは主に液体(ミスト)タイプ、クリームタイプ、オイルタイプに分かれます。
それぞれメリット、デメリットがあるので効果効能を知っておくと、後のスタイリングに役立ちます。

髪の毛の損傷度(ダメージの有無)を見ます。

カラー、パーマなどで傷んでしまっている状態はほっておくことは危険です。
ダメージ補修、痛んだ髪用などと表記されたものを選びます。
主に、液体でミストタイプのものは油分が少なめに作られているので髪の毛をふんわりと仕上げたい時に選んであげると効果的です。
クリームタイプのものは油分の調整がされているのでつけすぎないように気をつけながら毛先を中心につけてあげると良いです。ハイダメージや、まとまりの悪い髪質の場合、効果的です。

クリームタイプの油分はまず手にとって確認してみましょう。
べっとりとして手を洗いたくなるものはかなり多めに油分が配合されています。
よって、髪の毛に使用するときは少量でいい可能性があります。
髪の毛の量が多く強いクセを落ち着けたい方に非常にオススメです。

さらっとして手になじみそのまま洗わなくてもいいくらいの質感ならば、油分は少なめになります。
ついつい使いすぎてしまうおそれがありますが毛先を中心に500円くらいの量で大丈夫です。

そしてヘアスタイルを考慮します。


とにかくまとまりが大事、ストレートヘアー、などの場合は比較的油分の多いものでもいいかと思われます。オイルそのもので出来たヘアオイル、(アルガンオイルなど)がオススメですが、元の髪質がやわらかく、ボリュームが出にくい方の場合先ほどのクリームタイプがオススメです。
もっともっと動きが欲しいという場合は油分をどんどん少なくしてみるとスタイリングがしやすくなります。水と混ぜて使ったりするのも一つのテクニックです。

季節によって変える


湿度や乾燥による髪の毛の状態。紫外線が強い時期に合わせたトリートメント選びも重要です。
湿気が多い時期は油分を減らし逆に乾燥しやすい時期は油分を増やしても良いでしょう。
紫外線が強い時期はスタイリングの邪魔をしないスプレータイプの紫外線防止剤がオススメです。
カラーやパーマの持ちが俄然良くなります!

後は、好み。


アウトバストリートメントは商材により様々な香りがあります。
自分自身の一番癒される香りのものを選ばれてみてはいかがでしょうか?
きっと後のスタイリングも上手くいくはずです。

髪のプロに相談してください。


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髪について熟知しているのは、お医者さんでもなく科学者でもなく、やはり美容師です。
髪の毛を触り続けてきた経験で語る
毛髪知識をぜひご活用ください。






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